難しきをやわらかに

池上彰氏テレビなどで活躍されている池上彰さんの解説は、大人でも分かりにくいようなことを易しく説明して下さるから、私などが聞いていてもよく理解できるのでいつも感心しております。

分かりにくいことを分かりやすく説明ができるというのは、実は物事を多く深く学んでいるからで、生半可の知識ですと専門的な言葉の表現が多くなり、聞く側に理解させることは難しいものだと存じます。

以前、学校の先生は生徒に勉強を教える前に、生徒の10倍以上は勉強をしていると聞いたことがあります。

10倍以上、勉強しているからこそ生徒を指導することができるというわけで、それほど教えるということは大変なことなのだと思います。

私も立場上、御法門という仏様の教えを説かせていただくのですが、一座の御法門の時間は10分から15分くらいなのですが、分かりやすく伝えるために、その何十倍も勉強をするわけです。特に文章力のない私はそれ以上の時間がかかり、それでもなかなか伝わらないので教えることの難しさを日々感じております。

そういう意味で池上さんの解説は非常に分かりやすいので、どれだけの勉強を積み重ねているのかと思うとただただ感心するばかりです。

分かりやすく教えていただいているお方といえば仏様です。仏様の教えはもともと一念三千という奥深い教理で、末法という今の時代の人々にはとても理解することは難しいものです。

仏様はそれを見越した上で、お覚りの全てを上行所伝の御題目にこめられ、そして御題目を一筋に唱えることをお教えになられました。その御題目を素直にお唱えさせていただけば、現証の御利益という仏様の覚りの力が顕れて、御題目の偉大さ尊さを感じることができるのです。

御題目を唱えるだけでいいのか?そんな簡単なことでいいのか?と私たちはつい御題目を軽視してしまいがちですが、本当はそんな単純なことではありません。

私たちの想像を絶する修行を積み重ねて、宇宙の真理を覚った仏様だからこそ、難しきを易しく解きほぐすことができたわけで、一番易しい教えとして御題目をお伝え下されたのでしょう。

ですから、私たちは仏様のお優しさとか、ご苦労をよくくみ取って、素直な気持ちで御題目様を頂戴することが何より重要だと思います。

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