フン闘記

先日、世田谷別院で青年会御講を奉修しました。私は前席の関係上、時間ぎりぎりになってしまい、駐車しやすい場所(上の木がある)に車を止めて、あわてて御講が勤まる多目的ホールにいくとみんないないではないか。日時はあっている。おかしい…寺務所の方に聞いても来た様子はないとのこと。

青年会に電話をしてみた。なかなかつながらない。やっとつながると、その謎が解けた。それは私自身が御講の時間を1時間ずらしてもらえるよう頼んだことをすっかり忘れていたのだ。なんともお騒がせなやつですみません。

からすここからが本題。御講が無事に勤まり、多目的ホールから教務室に帰る途中、駐車場を横切るのだが、なんと自分の車の運転手側のドアにカラスの糞がついているではないか。

それも大量に、なんてことだ…。仕方がない固まる前に早くふき取ってしまおうと、着替えて糞をふきに行った。雑巾が見当たらないので、トイレットペーパーでふき取ることにした。流せるし、いいかなとひらめいた。

そこへ青年会が通りかかった。私は「糞が車に落ちてたんだよ。でも逆境に耐えなければね」といった。御講の御法門で、お祖師様のお言葉の「冬は必ず春となる」(今は辛くても法華経の御信心を根気よく続けていけば、これから必ずよくなっていくという御意)を学ばせていただいたから出た言葉であった。

辛抱してふき取った。結構な量だったので、使ったペーパーも大量になってしまった。よしこれで終わりと思った瞬間、再び悲劇が…糞がまた同じところに落ちてきたのである。思わず言葉を失った。上を見上げると、カラスの影が月明かりに照らされて動いていた。

この~と思いながらも、怒ってはダメだ。カラスだって生きているんだ。ここは耐え忍ぶ時だと思い直せ、三度の攻撃を受けないように車を移動して、もう一度、糞をふき取った。

やれやれと思った。しかし、またも悲劇が…糞をふき取ったペーパーをトイレで流したら、トイレが詰まり結構な水があふれてしまったのだ。Oh!No!まったくなんて日だ!

はじめは詰まらないように少しずつペーパーを流していたが、意外と順調に流れていくので、少しくらい大目に流してもと思ったのが失敗だった。なってしまったものは仕方がない。この先に、きっといいことがあるっさ、と前向きに考えて便器と床の水をふいた。

本をただせば、私が時間を間違えていなかったら、こんな目にあわなかったのだから自業自得なわけだ。でもそんな悲劇が続いても、前向きに考え辛抱できたのは、御法門で学ばせていただいたお祖師様のお言葉が心に残っていたからなのだと思う。次の日、思いもよらない良いことがあった。御法門聴聞の功徳を私なりに感得したフン闘記であった。

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