現代の交通手段

昨年までは地域の関係上、車での御奉公が多くありましたが、今年は電車での御奉公が多くなりそうです。先日、久しぶりに電車に乗り、やはり時刻通りに来るのは有り難いと感じる所です。

今では電車はなくてはならい交通手段ですが、その歴史は明治5年にさかのぼります。新橋駅から横浜駅を走る鉄道(汽車)が日本で初めて開業したといいます。

現在の東海道本線の前身でその後、大阪駅―神戸駅間が開業し、数回にわたる路線延長を経て明治22年に新橋駅―神戸駅間の全線が開業したそうです。

鉄道が通るまでは、馬や籠に乗り歩くなどして東京まで2週間ほどかかったのが一日で行けるようになったというのですから、当時の人々にとっては相当の驚きであったはずです。

時代を経て今では、新幹線、それより早いリニアモーターカーが開発されています。そうした現代社会において遠くの目的地に歩いて行こうとする人、また歩ける人も皆無と言っていいでしょう。

仏教においても、現代に適したみ教えというものがあります。釈尊ご入滅後二千年以上経過した現代を末法とよび、この末法の人々は、それ以前の人々より、仏道への志も薄く、修行を修められるだけの能力もないとされています。

難行苦行は今の人には、修められる人はいない。もし望むならば、それは東京から大阪まで歩くような無謀なことになる。今末法時代の仏道修行は、仏様の全ての功徳が納められた法を一筋に信じ、仏力経力をいただくことが大切だと教わります。

仏力経力という汽車に乗れば、幸せという目的地にたどりつけるのです。あとは信じて乗るだけです。

御教歌
東京へ一日でゆかん世の中に 氣車をきらひて ありくのはたれ

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