御利益ということ

佛立開導日扇聖人御指南
「御利生の妙は水中の火 木中の花也」

妙法御題目の不思議さは、喩えていえば水の中で火を見るように非現実的なことであり、私達の常識で考えても分かりません。

また、木の上に花が咲くということも、当たり前のように感じますが、それだってよくよく考えてみると、木の中に花があるわけでもないのに、何で毎年同じように花が咲くのか、とても不思議なモノであります。

結局のところ自然界の道理というのは、人間には理解できない部分が多くあり、自然の摂理としてそうと決まっていることを、何だか分からないけれどもそういうモノなのだと、目に見える部分だけで納得するしかありません。
 
それでも、花が咲くのを実際に見れば、その美しさによって自然と心が癒やされるように、妙法の御利益を見れば御題目の不思議さに有り難みを感じて、自然と信心が起きてくるものです。

理屈として分からないことであっても、実行すればこそ答えがでて、目で見ればこそ心が変わってくる、そういう理屈を超えた実践行として、毎日の口唱行に励まなくては、妙法の貴さは分かってこないのです。

お互いに、御看経の徳は必ず目に見えてくるモノと心得、毎朝毎夕の御看経を真剣に真心こめてさせていただきましょう。

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